矯正、失敗しました

歯列矯正に失敗した人が送る、矯正を考える人向けブログ。医学的正確性は保証できません。

歯と身体、歯は全身に影響する

「仮に矯正を失敗したって、歯が悪くなるだけじゃないの?」

もしかしたらそうお考えの方がいらっしゃるかもしれませんので、歯(矯正)と全身の関係についてお話します。

 1. 「矯正」で調整するのは歯並びだけではない

 「歯列」矯正といいますが、実際には歯列を綺麗にするだけではありません。

かみ合わせや発音・食事への支障など、矯正ではいろいろな要素が考慮されゴールが設定されます。

その中で、矯正治療では純粋に歯だけではなく、直接・間接に顎や歯肉(歯茎) 、舌などに力を加えたり、作用していきます。

結果として、矯正治療は口内のほとんどの器官に影響を与えることになります。

 

2. 歯や顎に人の力を加えるとどうなるか

 では、そうして歯をはじめ顎などに人の手を加えるとどうなるでしょうか。

成功した場合は綺麗な歯並びとなり、何も問題ありません。

一方、失敗して歯並びが不適切な状態になった場合、まず咬み合わせがおかしくなります。そして咬み合わせがおかしくなると、頭痛・肩こり・腰痛などの症状が出てきます。
(筆者は医師ではなくこのメカニズムについて正確に説明できないのでここには記載しませんが、ご興味のある方はどうぞ検索してみて下さい。)

また、矯正に限らず入れ歯を使用するお年寄りが、適切な入れ歯に変えた後に腰痛などが改善され歩行がしっかりしてきた等の治療結果もあるようです。

更に、メカニズムはともかく現実問題としても、矯正に成功された方が長年の肩こりや頭痛から解放されたと書いておられたり、逆に矯正に限らず間違った歯科治療を受けた方が不定愁訴を訴えていたりします。

歯が全身に影響することは、医学的見地からも経験的にも明らかです。